So-net無料ブログ作成
検索選択

「アジア映画の森の歩き方」 vol. 1 韓国 歴史篇 [アジア映画]

アジア映画の森の歩き方」という連載がLOAD SHOWでスタートしました。

vol.1 韓国 歴史篇 石坂健治×夏目深雪
TIFFアジアの未来プログラムディレクターの石坂健治氏に、どのように韓国映画を観てきたのか、歴史と映画の関係などを聞いています。
http://culture.loadshow.jp/special/asia-kankoku/


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

『めぐり逢わせのお弁当』/リテーシュ・バトラ監督インタビュー [アジア映画]

『めぐり逢わせのお弁当』のリテーシュ・バトラ監督のインタビューLOAD SHOWに掲載されました。

ダッパーワーラー(お弁当配達人)のこと、インド映画ニューウェーブのこと、ボリウッド映画との違い、インドの観客の変化などについて聞いています。

http://culture.loadshow.jp/interview/ritisyu/


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

鼎談採録 石坂健治×野崎歓×夏目深雪「アジア映画の境界線」 [アジア映画]

アジア映画で<世界>を見る 越境する映画、グローバルな文化』(作品社刊) の刊行を記念して、2014年1月26日(日)・2月2日(日)にアテネ・フランセ文化センター主催で開催された特集上映「アジア映画で<世界>を見る」。最終回の2/2に濱口竜介監督の『THE DEPTHS』が上映された後、編者の三人で行われた石坂健治氏、野崎歓氏、夏目深雪のトーク採録がLOAD SHOWに掲載されました。

vol.1「3.11をふまえた、フェスティバルのような本が作りたかった」http://culture.loadshow.jp/special/asia-sekai/
vol.2「新しいアジアの映画――『THE DEPTHS』」http://culture.loadshow.jp/special/asia-sekai2/
vol.3「彼(彼女)がアジア映画に入った理由(わけ)」http://culture.loadshow.jp/special/asia-sekai3/
vol.4「新たな日本を取り巻くアジアの状況と批評の地平」http://culture.loadshow.jp/special/asia-sekai4/
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

『怪しい彼女』/ファン・ドンヒョク [アジア映画]

LOAD SHOWに「♯01 【試写室から】 ファン・ドンヒョク監督作品『怪しい彼女』 おばあさんの心を持つ二十歳の少女――彼女を中心に巻き起こる騒動は、ジェンダーや世代、全ての「差」を融合させ、なしくずしにしてしまう新たな映画の魅惑を創出している」http://culture.loadshow.jp/review/review-ayashii/を寄稿しました。


特集上映「アジア映画で<世界>を見る」 [アジア映画]

アジア映画で<世界>を見る」(作品社)の刊行を記念して、1/26(日)と2/2(日)にアテネ・フランセ文化センターで特集上映「アジア映画で<世界>を見る」が行われます。
http://www.athenee.net/culturalcenter/program/as/sekai.html
アピチャッポン・ウィーラセタクンの『メコンホテル』が中心になっていますが、これはそもそも書籍の方で、一番登場回数が多いのが『メコンホテル』なのです。

まず四方田犬彦氏が、この中編がいかにアピチャッポンの出生地であるタイのイサーンという地域の特殊性に寄って撮られたものであるか、いかにわれわれがそれを見過ごすであろうかということを論じます。四方田氏が問うているのは、われわれが(アジア)映画を観るときの眼差しです。そして福間健二氏が「アジアを超えたいアジア」というキーワードを中心に様々な映画作家を論じるなかで、アピチャッポンの映画を「物語とともに生きる」と評します。「500年以上も死ねずにいる幽霊の存在。それこそ「アジアを超えたいアジア」であり、ひとりの女性の生涯の限界を超えて、此岸と彼岸のあいだをさまよっているのだ。」

渡邉大輔氏は、現代アジア映画において目につく「亡霊的」な表象の一貫として、アピチャッポンの映画を捉えます。Jホラーや現代アジア映画のなかで跋扈する亡霊を繋げて考える渡邉氏は、こう結論付けます。「あるアンビエント(環境)の内部で、ひとやモノゆひとでない怪異たちが絶え間なく内在的に生成変化していくさまがゆったりと描かれる。これもまたメディアネットワークの「亡霊映画」のすぐれた一変種だろう。」

抜粋なので限界がありますが、実際に本に当たって頂ければ、60分あまりの映画について、ここまで様々な見解が、深みのある論が、組み立てられることに驚く方が多いと思います。これが、最前線の「アジア映画」であり、最前線の「アジア映画批評」である、というのが私の考えです。

特集上映では『メンコホテル』の上映を中心に、本でも行った様々な試みを発展させます。まず、「3.11以後の映画の視座」という座談会で、パレスチナとイスラエルの上映や批評の問題が議題となっています。「映画上映や映画批評の政治性とはどこにあるのか」という問いは、本でも答えは出し切れていません。が、イスラエル映画史を四方田犬彦氏に講義してもらい、パレスチナ映画について本でもパレスチナ/イスラエル映画論を執筆している金子遊氏と、『沈黙を守る』などの映像作品がある土井敏邦監督とのトークセッションを行うことによって、また新たな位相で映画と現実の間にある問題を捉えることができるのではないでしょうか。

さらに、「映画を演劇など他ジャンルの枠組みで捉え直す」というのも、本で行った重要な試みの一つです。こちらに関しては、プログラム4にて、エドワード・ヤン論を寄稿した演劇批評家の森山直人氏を中心に、映画監督の筒井武文氏と舩橋淳氏に加わってもらい、シンポジウムを行います。「ヤンが映画を現代映画にした」と言う筒井監督と、「ヤンの映画作りに自身の映画作りも多大な影響を受けている」という舩橋監督が加わることによって、年月を経てますます輝きを増すようなヤン映画の魅力の全体像を豊かに照らし出すことでしょう。

プログラム5は編者の私、石坂健治氏、野崎歓氏三人のトークです。「アジア映画の森」(作品社)や「特集上映 アジア映画の森」からずっと一緒に仕事をしている三人ですが、三人で登場するのは意外にも初めてです。本で行った様々な試みを検証しながら、自身のアジア映画歴を振り返り、いま「アジア映画がどこにあるのか」、「アジア映画を豊かに観る」ための提言など、本だけでなくプログラム全体を統べるようなものにしたいと思っています。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

アジア映画で<世界>を見る [アジア映画]

作品社より「アジア映画で<世界>を見る-越境する映画、グローバルな文化」(夏目深雪、石坂健治、野崎歓編)が刊行となっています。1)3.11後の日本の、映画/映像の現場、上映や批評の変化を捉える、2)「アジア」を従来の「アジア」の枠組みではなく、「世界」を考えるツールとして捉える、という二大命題のもと、日本とアジア映画の関わりを問うたり、ジャンルとアジア映画の関わりを考察したり、演劇など他ジャンルからアジア映画を照射したり、と様々な新しい試みをしています。
「アジア映画」紹介の王道をいったのが既刊「アジア映画の森-新世紀の映画地図」だとしたら、「アジア映画」そのものにそれほど興味はないけど、「アジア」や「映画」には興味がある、という方にも面白く読んで頂けるような本を目指しました。
冒頭の拙稿である序文が、比較的全体のコンセプトやおのおのの論文やインタビューの紹介をコンパクトにしていると思うので、ぜひ本屋などでお手元に取って、ご一読頂ければと思います。
或いは、本の中では若干異色となりますが、「3.11以後の映画の視座」という座談会は、3.11を表象した映画や演劇を比較しています。さらに、イスラエル映画の上映/上演の是非というようなことまで話を広げ、表象不可能性や倫理の問題などを討論しています。映画製作、上映、批評に関わる人のみならず、演劇を始めとし芸術一般に関わる方には、興味を持って頂けるようなものになっていると思います。


アジア映画で〈世界〉を見る――越境する映画、グローバルな文化

アジア映画で〈世界〉を見る――越境する映画、グローバルな文化

  • 作者: 石坂 健治
  • 出版社/メーカー: 作品社
  • 発売日: 2013/12/26
  • メディア: 単行本



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

地域研究〈Vol.13 No.2〉総特集 混成アジア映画の海―時代と世界を映す鏡 [アジア映画]

「地域研究〈Vol.13 No.2〉総特集 混成アジア映画の海―時代と世界を映す鏡 」が全国書店にて発売となっております。
 「世界各地で局所的に見れば排他的なナショナリズムの台頭とも見える事象が生じているものの、現実にはヒトとモノや情報の交流の増大に伴って社会の混成性・異種混成性は増しており、それはとりわけアジアにおいて顕著である」という現状認識のもと、アジア映画を切り口に、おもに国別に、地域研究者の方々が中心に論じています。
 私は「混成アジア映画としての日本映画」という小論で、相澤虎之助のバビロンシリーズ、トラン・アン・ユンの『ノルウェイの森』、キアロスタミの『ライク・サムワン・イン・ラブ』などでどのようにアジア⇔日本の行き来がなされているのかということを論じています。
 アジア映画は西にいくほど観る機会が限られていくのが残念なのですが、各小論の終わりに映画リストがついているのも便利です。ぜひ『アジア映画の森』と併せてお読み頂きたい一冊です。
地域研究〈Vol.13 No.2〉総特集 混成アジア映画の海―時代と世界を映す鏡

地域研究〈Vol.13 No.2〉総特集 混成アジア映画の海―時代と世界を映す鏡



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

特集上映「アジア映画の森」(2) [アジア映画]

特集上映「アジア映画の森」ですが明後日10/9(火)から第二週目が始まります。http://www.athenee.net/culturalcenter/program/as/mori.html

10月9日(火)躍進のトルコ映画―新しいダイナミズム
16:20-上映「私のマーロンとブランド」(93分)
18:00-トーク(入場無料):野中恵子(トルコ評論家)×夏目深雪(批評家・編集者)
19:10-上映「我が子、ジャン」(106分)

近年世界の映画祭を賑わしている新人トルコ映画監督たちにスポットを当てる予定です。トークゲストの野中恵子さんはトルコ評論家です。野中さんは「ビザンツ、オスマン、そしてトルコへ」などの著作で、トルコの歴史を踏まえたうえでEU加盟、ギリシャとの確執、クルド問題などトルコの諸問題を論じていらっしゃいます。映画との関わりも字幕の監修、映画祭でのゲスト通訳など深くていらっしゃいます。トルコ映画の歴史や、映画から見たトルコ社会など、その深い見識から鋭い考察が伺えそうですね。上映映画は東京国際映画祭2008で最優秀アジア賞を受賞した『私のマーロンとブランド』、そして本年度SKIPDシネマ映画祭で上映され、話題を呼んだ『我が子、ジャン』

10月10日(水)香港ノワールの魅力
16:00-上映「エグザイル/絆」(109分)
18:00-トーク(入場無料):宇田川幸洋(映画評論家)×野崎歓(フランス文学者)
19:10-上映「ビースト・ストーカー/証人」(109分)

本書でも香港の監修を務めていただいた野崎歓氏と、宇田川幸洋氏が香港ノワールの魅力を語ります。上映映画は、ジョニー・トーの『エグザイル 絆』とダンテ・ラムの『ビースト・ストーカー 証人』。読者に「沸騰しているよう」と言わしめたトー論をお書きになった野崎氏と、香港ノワールをつぷさにご覧になってきた宇田川氏が、熱く語るのは、男たちの絆でしょうか、それとも…。

10月11日(木)イスラエル映画史を紐解く
16:10-上映「イスラエル映画史(第1部)」(103分)
18:00-トーク(入場無料):市山尚三(映画プロデューサー)
19:10-上映「イスラエル映画史(第2部)」(104分)

今年は日本とイスラエルが国交を樹立して60周年となるそう。フィルメックスでイスラエル特集をやる他、色々とイスラエル関係のイベントが続きます。近年国際映画祭を賑わしているイスラエル映画。→その独特な魅力の源泉はどこにあるのか。それを探るにはイスラエルという国の独自の歴史と、それに沿った映画史の検証が必要ですが、日本ではその機会は限られています。今回は、ラファエル・ナジャリ監督の『イスラエル映画史』を上映し、本でも監修を務めた市山尚三氏に解説して頂きます。ここでイスラエル映画史を頭に入れてから、フィルメックスで上映される旧作『エルドラド』『サラー・シャパティ氏』『子どもとの3日間』『アバンチ・ポポロ』を観れば、イスラエル映画の骨幹、その魅力の源泉に迫れるのではないでしょうか。

10月12日(金)中国インディペンデント映画の現在
15:50-上映「占い師」(129分)
18:00-トーク(入場無料):市山尚三(映画プロデューサー)×萩野亮(映画批評家)
19:10-上映「ピアシングI」(74分)

日中関係が様々なところで影響を及ぼしている昨今ですが、私たち日本人が中国のことをよく知っているのかというと疑問が残ります。中国政府の検閲の手の届かないところで製作され、その手垢のついていない魅力で映画ファンを魅了している中国インディペンデント映画。今回は中国インディペンデント映画祭の協力を得て、中国インディペンデント映画祭で上映され、好評だったドキュメンタリー『占い師』と珍しいアニメーション『ピアシングⅠ』を上映します。ゲストは市山尚三氏と萩野亮氏。実際にインディペンデント映画作家のプロデューサーでもあった市山氏と、ドキュメンタリーに関し編集・執筆で活躍する批評家、萩野氏の対談によって、炙り出される現在形の中国インディペンデント映画とは。

10月13日(土)ボリウッド映画の魅力
15:00-上映「オーム・シャンティ・オーム」(162分)
+トーク:松岡環(インド映画字幕翻訳者)×野崎歓(フランス文学者)

最終日では、インド映画ファンの間では伝説のような傑作『オーム・シャンティ・オーム』を上映します。アテネで初・観客たちが踊る姿を見れるのか? ゲストはインド映画ならこの方、松岡環さんとインド映画にも造詣が深い野崎歓氏。 アジア映画のエキスパートの間でも、「これから来るのはインド映画」という話になっています。ドカンと来る波の前に、『オーム・シャンティ・オーム』+トークで下地を作っておこう!  ボリウッド映画の魅力の源泉を探りながら最新情報も。

特集上映「アジア映画の森」(1) [アジア映画]

アテネ・フランセ文化センターで「アジア映画の森-新世紀の映画地図」刊行記念として、特集上映「アジア映画の森」が開催されます(10/2-13)。http://www.athenee.net/culturalcenter/program/as/mori.html

「アジア映画の森-新世紀の映画地図」では映画祭で紹介されているだけの作家も結構な量紹介しているので、「隔靴掻痒感がある」などという声があり、せっかく映画祭のプログラム・ディレクターが中心となって作っている本でもあるので、なかなか観ることができないレアな名作や重要作品を上映しようということになりました。
以下、一週目を順に紹介します(ツイッターでの紹介分の再録になります)

10/2(火)
16:20-上映「亀も空を飛ぶ」(97分)
18:00-トーク(入場無料):ショーレ・ゴルパリアン(翻訳家)×土肥悦子(映画館「シネモンド」代表)
19:10-上映「ブラックボードー背負う人ー」(85分)

特集上映「アジア映画の森」でも、トップバッターのイランにご登壇いただくショーレ・ゴルパリアンさんは『ライク・サムワン・イン・ラブ』の監督補を務め、土肥悦子さんが宣伝を担当されています。「キアロスタミ、日本で撮影」と聞いた時はいったいどんな映画ができるのか想像もつかなかった方が多いのではないでしょうか。土肥さんはキアロスタミ作品を日本に紹介した方でもあります。色々と面白い話が聞けると思うので、ぜひ『ライク・サムワン・イン・ラブ』をご覧になってから10/2(火)、トークを聞きにいくことをおススメします。

10月3日(水)エドワード・ヤンそして東南アジアへ
17:10-上映「花物語バビロン」(45分)
+トーク:石坂健治(映画研究者)×空族(富田克也+相澤虎之助)
19:10-上映「恐怖分子」(109分)

はかねてから空族のファンであった私が、石坂さんと書籍の編集作業を通じて接するうちに、「この三人を逢わせたら面白いんじゃないかなぁ…」と思いついた企画です。エドワード・ヤンと東南アジア、二つとも好きって人、なかなかいないですよ。いや、いるかもしれないけど、この三人ほどディープに関わっている人たちはいないと思う。特に空族の最近の東南アジアへの越境性は、体系的に論じるべき事柄ではないかとずっと思っていました。
今回上映するのは、11月10日(土)より東京渋谷の「UPLINK X」でレイトショー公開する 『バビロン2-THE OZAWA-』(監督:相澤虎之助、主演:富田克也、伊藤仁) の前作に当たる、『花物語バビロン』。そして、エドワード・ヤンの『恐怖分子』です。私はディープなヤン好きではないのですが、やはり『恐怖分子』をリアルタイムで観た時は衝撃を受けました。『恐怖分子』『クーリンチェ少年殺人事件』『エドワード・ヤンの恋愛時代』などの作品は、その時映画を観て自分がどんなことを感じたのか、その時の自分がどんな風だったかをなんとなくですが覚えてたりします。映画の印象が強かったからこそ、記憶が付随してくっついているのですね映画祭で新作を観るのもいいけど、そんな風に過去の自分の記憶とともにある映画を再見するのも、とても豊かなことではないかと思っています。

10月4日(木)怪物的映画作家キム・ギヨン
16:10-上映「下女」(108分)
18:00-トーク(入場無料):石坂健治(映画研究者)×岡本敦史(ライター)
19:10-上映「玄海灘は知っている」(117分)

もう紹介の必要もないかもしれませんね。TIFFにて映画作家からシネフィルまでを熱狂の渦に巻き込んだ『下女』『玄界灘を知っている』アンコール上映です。コメンテーターはキム・ギヨンならこの人の石坂健治氏と、ライターの岡本敦史氏。雑誌『TRASH-UP 03』では、市山尚三×高橋洋×石坂健治×篠崎誠の特別座談会と、岡本敦史さんの「キム・ギヨンコレクション」の作品解説を読むことができます。

10月5日(金)フィリピン・インディーズ
16:20-上映「悪夢の香り」(95分)
18:00-トーク(入場無料):石坂健治(映画研究者)×金子遊(映像作家・批評家)
19:10-上映「クリスマス・イブ」(87分)

四日目は、「フィリピン・インディーズ」と称し、78年にベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞したキドラット・タヒミックの『悪夢の香り』と昨年TIFFで最優秀アジア賞を受賞した『クリスマス・イブ』を上映します。現在フィリピンはインディーズの一大祭典であるシネマラヤ映画祭を中心に大きな盛り上がりを見せています。『クリスマス・イブ』もシネマラヤの「ディレクター・ショーケース部門」でグランプリ、主演女優、撮影、美術の各賞を受賞した作品です。30年前のインディーズ作家と、現在のインディーズ作家に、違いがあるのかないのか?  レイモンド・レッド、ブリランテ・メンドーサなど異才を輩出しているフィリピン映画の底力の源は何なのか? 10/5(金)、石坂健治氏と金子遊さんが探ります。面白い話が聞けそうですね。

10月6日(土)アピチャッポンの森から映画の未来へ
15:20-上映「アピチャッポン・ウィーラセタクン短編集」(計74分)
17:00-上映「ワールドリー・デザイアーズ」(40分)
+トーク:金子遊(映像作家・批評家)×諏訪敦彦(映画作家)×夏目深雪(批評家・編集者)

本でアピチャッポン論を書いて頂いた金子遊氏と諏訪敦彦氏にご登壇頂きます。両氏にはそれぞれ「実験映画」「森」という側面からお書き頂きました。トークでは、その二大テーマを引き継ぎながらアピチャッポンと諏訪さんの創作方法の共通点や特異性、昨年日本も津波と原発事故という未曽有の災害を体験したわけですが、映画が現実を描くとはどういうことか、そのあたりのところまで踏み込んだ話ができればと思っています。トークはこの回だけ特別に一時間半を予定しています。なお、英語字幕のみということで最初ご案内していた『ワールドリー・デザイアーズ』ですが、日本語字幕付きで上映できることとなりました。
アピチャッポンは現在、昨年横浜トリエンナーレで展示があったインスタレーション作品「プリミティブ」をCNAC LABでご覧になることができます。詳しくはコチラhttp://www.cnac.jp/exhibition/index.php … トークでも話に出てくると思いますので、横トリでご覧になっていない方はぜひご覧になることをお勧めします。そして新作『メコンホテル』の上映が今年のフィルメックスで決定しています。この回の上映+トークは、アピチャッポン自身にも「自分も出たかった」と言わしめたものです。ぜひ、この秋、アピチャッポンの森にさらに迷い込んでみよう。

自作を語る-「アジア映画の森 新世紀の映画地図」 [アジア映画]

neoneo webに編集・執筆を担当した「アジア映画の森 新世紀の映画地図」(作品社)の「自作を語る」を寄稿しました。本を企画したいきさつ、編集方針など編者の立場から書いています。http://webneo.org/archives/2365
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。